2014/03/28

「日本タイポグラフィ年鑑2013」入賞表彰式

安藤真理さん
安藤真理さん

2013年4月19日(金)日本タイポグラフィ協会による「日本タイポグラフィ年鑑2013」の表彰式が、東京・神保町にある竹尾見本帖本店にて行われました。ビジュアルコミュニケーション、そして広告デザインに欠かせないタイポグラフィ(文字を中心に使ったデザイン)。幅広いカテゴリーのタイポグラフィ作品が寄せられ、その年の日本を代表した優秀作品が掲載される「タイポグラフィ年鑑」は日本のデザイン界に多大な影響を与え続けています。

その年鑑に、先月広告デザイン科グラフィックデザイン専攻を卒業した安藤真理さんの制作した作品「東北六魂祭」が、学生グランプリに次ぐベストワーク賞を受賞。安藤さんも表彰式に参加しました。表彰式には日本を代表する多くのタイポグラファーの方々が集い、佐藤敬之輔賞・一般部門・学生部門・ベストワーク受賞者は壇上で表彰され、短いスピーチを行いました。「先の震災のことを想い、ネットを観ていて、その震災からの復興を願い東北六県が行う「東北六魂祭」の存在を知りました。デザイナーという立場から何が出来るかを考え、このテーマで作品を作ろうと思いました」と語った安藤さん。3月から既に名古屋市内大手広告制作会社に勤務し始めた彼女にとっても、今回の受賞はデザインを考える上で大きなきっかけになったようです。

また、今年の佐藤敬之輔賞の受賞者である、アートディレクター・グラフィックデザイナーの浅葉克己氏によるショートセミナーでは「実際に書くこと」の重要性を説くなど、タイポグラフィを学ぶ上での大切な内容がたくさん詰められていました。

受賞作品と共に、笑顔の安藤真理さん
受賞作品と共に、笑顔の安藤真理さん
表彰式の後の記念撮影
表彰式の後の記念撮影
浅葉克己氏登場。金ピカの衣装も言葉も目立っていました。
浅葉克己氏登場。金ピカの衣装も言葉も目立っていました。

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